FEP管(波付硬質ポリエチレン管・地中埋設管)とは?

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今回は電線管の中でも特殊な部類に入る「波付硬質ポリエチレン管」、通称「FEP」について、その用途・特徴・サイズ(外径)・価格について解説していきます。

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FEP管の用途

FEP管は、一言で言えば地中埋設用の樹脂製電線管です。

言わずもがなですが、電線管の用途は電線・ケーブルの保護ですから、FEPの用途も例に漏れず電線・ケーブルの保護ということになりますね。

日本や他のアジア諸国では、まだまだ電柱が町中に存在し、電線もこれでもかというくらい空中に浮かんでいるのが現状ですが、ヨーロッパ諸国では電柱がほとんど使われておらず、特にロンドンやパリといった大都会においては、なんと電柱が一本もありません。すなわち、無電柱化率が100パーセントなのです。

昨今、我が国日本においても政府が「無電柱化推進法案」が計画されており、来たる2020年の東京オリンピックに向けて、今後もその流れが加速していくことは明白です。

小池都知事も、「これでもか」というくらいに無電柱化を推進しています。

日本の無電柱化事業については、今後また別途記事を書いてその是非について論じていこうと思いますが、ともかく電線を地中に埋める!という意味ではこのFEP管というのは無視できない存在です。

ある意味、今最も注目されている電材とも言えるのではないでしょうか。

 

 

FEP管の特徴

次にFEPの特徴について説明していきます。

文章で特徴をダラダラ書いてもわかりにくいから要点を教えてくれ!という方のために、まずは特徴を箇条書きにして、それから御託を並べることにします。

FEP管の特徴

 ・可とう性がある。

 ・軽量である。

 ・通常の樹脂管よりも強度がある。

 ・波付なので、たわみが少ない。

 ・金属管よりも経済性・施工性が高い。

 ・耐候性が無い。

 ・樹脂なので燃える。(難燃性のFEPもある。)

 ・ポリエチレンなので耐寒性、耐薬品性、耐油性、防水性に優れている。

 ・金属管に比べ、耐熱性・接着性に劣る。

特徴としては、こんなところでしょうか。

FEP管は地中埋設専用の合成樹脂可とう管です。(PF管やCD管は露出あるいはコンクリート埋設専用)

FEPは普通の可とう管とは違い、樹脂の中でも非常に硬いという特性を持っています。

硬質のポリエチレンなので、通常の樹脂管よりも強度が強いため圧力や衝撃に強く、屈曲も緩やかであるということが最大の特徴です。

さらに、管路に波付加工が施されているため、たわみが小さく通線がしやすいというのも他の電線管との相違点です。

さすがに金属製電線管の強度には敵いませんが、PFCDVE管など他の樹脂管と比べると強度は圧倒的に上です。

地中埋設専用ということですので残念ながら耐候性を備えていないのもまた特徴の一つですね。

 

 

FEP管のサイズ(外径・内径など)

FEP管のサイズは、他の電線管と違い、(20)、3040506580100125150200と割と切りのいい数字となっています。

ちなみにこの数字は管の内径を示していますので要注意。

内径に関してはメーカーによってミリ単位で微妙に違いますが、ほとんどこのサイズ通りといって間違いないでしょう。

外径は、サイズ3040、サイズ4054、サイズ5065、サイズ6585、サイズ80102、サイズ100130、サイズ125160、サイズ150189、サイズ200253となっています。

今書いて思ったのですが、文章にすると非常にわかりづらいですね。()

サイズに関しては、各FEPメーカーのホームページ・カタログ等を参考にすると良いと思います。

 

 

FEP管の価格について

さて、値段についてですが、試しに古河電工・カナフレックス・ダイカポリマーのホームページ・カタログをチェックしてみると、全てオープン価格に設定されているため、わかりませんでした。

一応、ネットショップで販売されているFEP管(エフレックス)をチェックすると、FEP30の20mが約5,000円で販売されていました。

これをメートル単位に換算すると、1m単価が、\250/mといったところでしょうか。

もちろんこれは私のような一般人が購入しようとした時の価格なので、工事屋さんが購入するときはもう少し安くなると思います。

また、メーカーによって価格もだいぶ変わってきますので、ご注意ください。

 

FEPのメーカーについて

FEPの代表的なメーカーと特徴については、別記事をご用意しましたので気になる方はどうぞ。

エフレックスvsカナレックスvs TACレックス!おすすめのFEP管は?

 

おわりに

今回はFEPについての概要をまとめてみました。

用途の項目でも言及したとおり、FEP管は今もっとも注目されている電材の一つです。(私が勝手に注目しています笑)

今後、国の無電柱化事業の流れは加速し、FEPの重要性が増すことは間違いないので、FEPについて知りたい!という人も少なからず出てくると思います。

この記事が、少しでもそういう方の助けになれば嬉しいです。

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