電材業界

藤井産業株式会社の評判・年収・採用情報まとめ

藤井産業株式会社は、電材屋でありながら、施工部門を有しており、建築資材も取り扱っている専門商社です。

栃木県に本社を置き、茨城や埼玉といった北関東を中心に営業所を展開させています。

創業は1883年と歴史が深く、もともとは鍛冶業や金物屋として商売をしていましたが、後に電設資材を中心とする卸売業へとシフトしていきました。

1991年には日本証券業協会(現:ジャスダック)への上場も果たしています。

 

電材業界においても知名度があり老舗の藤井産業ですが、果たして実際の労働環境はどうなのか、就職・転職を考えている人にとっては気になるところだと思います。

この記事では、そんな藤井産業の基本情報と、社員・元社員の口コミ(給料・年収・賞与・休日数・残業時間・ワークライフバランス・ブラックか否か等)を厳選してまとめていきます。

 

 

 

 

基本情報(採用情報)

社名:藤井産業株式会社

本社所在地:栃木県宇都宮市平出工業団地41-3

資本金:18億8,365万円

売上高:594億9,400万円(2016年3月実績)

従業員数:615名(契約・パート139名含む)

事業所:支店【東京、小山、足利、水戸、つくば、前橋、さいたま、太田、日立、東北、仙台、名古屋】、営業所【鹿沼、黒磯、大田原、栃木、佐野、下館、古河、水海道、下妻、竜ヶ崎、いわき、久喜、柏、本庄、川越】

福利厚生:各種社会保険、退職年金制度、財形貯金、社員持株制度、社員旅行、リゾート施設法人会員など、借上社宅制度

平均年収:672万円(有価証券報告書より)

初任給:大卒20万円

ボーナス: 年2回(6月、12月) 平均支給実績<夏>1,146,419円 <冬>954,708円

年間休日数:114日

 

さすがに上場企業というだけあって、給料・福利厚生ともにしっかりしていますね。

特にボーナスの支給額が多めなのが素晴らしいですね。

平均年収と実際の平均支給額から推測するに、ボーナス支給額は年間5.5か月分といったところでしょうか。

2~3年目の若手社員であれば、夏は60万円、冬は50万円程度の支給になると思われますが、そう考えたとしても賞与は多いですね。

年収という単位でみても、北関東、特に栃木県においては平均的な企業よりも上なのではないでしょうか。

 

ただ、年間休日が少ないところが気になります。これを見る限りだと、月に数回休日出勤があるようですね。

 

また、労働時間もどのくらいなのか、というのが気になるところでしょう。働いている時間が多ければ多いほど、時給換算すると少なくなりますからね。

 

というわけで、次の項目からは実際に働いている人・働いていた人のリアルな声を集めてみましょう。

 

 

 

 

口コミ(良いところ・長所)

まずは良い評判をまとめます。

 

・栃木県内においては、知名度が高く歴史もあるので、取引時に有利なことが多い。半期決算前はかなりの仕事量になるが、それ以外の時期は安定している。配置転換・転勤も多少はあるが、たいていは県内での移動なので、通勤面での不満も少ない。

 

・地元企業の中では比較的待遇が良く、給与に関しても特に文句はない。ただそれは栃木県民の見解であって、首都圏で働くとなるとまた話は別かも。

 

・ほかの電材屋より穏やかなイメージ。メーカーとの関係も良好。

 

給料が多いイメージはありましたが、その点に大満足している人は思ったよりも少ないようです。

ただ、だからといって不満を抱いている、というわけでもないようですね。

あとは、やはり知名度があり、取引がやりやすいという声がありました。

他にあった意見としては、お客さんに感謝された時にやりがいを感じるといったものでしたが、それはどこの電材屋でも同じことだと思いますので割愛させていただきます。

 

 

 

 

口コミ(ブラック度・悪評)

次に、悪評を集めてみましょう。

 

・業績が上がっているのにも関わらず、それに見合う人の数がいない。その割に給料も上がらず。管理職の人も忙しくてしっかりと管理できていない。一人ひとりの負担が大きすぎて、サービス休日出勤やサービス残業が当たり前の環境。

 

・ほとんどがサービス残業です。代休も勿論貰えません。朝早くて、夜が遅い。福利厚生はしっかりしていますが、それがモチベーションにつながるわけでもなく。きついです。

 

・給料は決して労働時間に対して多いとは言えない。福利厚生も借上社宅以外は実用性に乏しく、ほとんど無関係に思える。また、賞与は多いが、基本給が抑えられているため、賞与額も知れている。次長以上になればたくさん貰えるようだが、そこまでいくのには物凄く時間がかかります。

 

思った通り、サービス残業・休日出勤が常態化しているようですね。それを考慮に入れると、給料が少ないと感じる人が多いようです。

ここは、ある意味電材屋の宿命ともいえるべきでしょう。体力・気力勝負という側面は、全国どこでも同じです。

ただ、栃木県内の電材屋を目指している人であれば、最低限の待遇と給料は約束されていますので、目指すべき価値はあると思いますよ。

 

 

 

 

おわりに

今回は栃木県の藤井産業に関する評判をまとめてみました。

電材店に就職や転職を考えている方の参考になれば幸いです。

当サイトでは他にも、全国の大手電材屋の口コミをまとめています。

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