株式会社日本電商は、電気設備資材流通専門商社、いわゆる電材屋です。
大阪に本社があり、東京や名古屋、福岡などにも拠点があります。
創業は90年を超え、電材業界でも老舗の一つとして数えられています。
大阪の電材業界では有名な会社ですし、就職・転職を考えている人も多いかもしれません。
そこで今回は、日本電商に関する基本情報をまとめて、さらに2chや口コミサイトで、(元)社員たちのリアルな評判(給料・年収・賞与・休日数・残業時間・ワークライフバランス・ブラックか否か等)を集めてみようと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
基本情報(採用情報)
社名:株式会社日本電商
本社所在地:大阪市北区大淀中1-7-4
資本金:2億6,300万円
売上高:192億円(2017年3月実績)
従業員数:300名(男子211名、女子89名)
事業所:大阪府(15)、兵庫県(1)、愛知県(2)、東京都(4)、神奈川県(1)、福岡県(2)
福利厚生:各種社会保険完備 、確定拠出年金制度(日本版401K)、財形貯蓄制度、従業員持株会、契約保養所、慶弔見舞金制度、成果報奨金制度、健康管理制度(5年ごとに人間ドックなど)、表彰制度
年収例:新卒入社5年目362万円
初任給:営業職:223,500円、営業業務職:217,500円、営業職(短大):191,500円、事務職(短大):185,500円
賞与:年2回(7月・12月) 年間約5.5か月分支給
年間休日数:118日
この基本情報を見る限りだと、ますボーナスの支給額が多いです。
電材屋で年間5.5か月分、というのはおそらく全国でもトップクラスだと思います。
ただ、一つ気になるのが、「給料が低い、賞与も2か月分しか出ない」といった口コミがあるのです。
ここ数年で賞与が一気に増えたのか、あるいはどちらかの情報が嘘なのか…ということになりますが、真相はわからないのでそこに触れるのはやめておきましょう。
年間休日数は、カレンダーよりも少な目ですね。展示会があったり、土曜休業が月5回あるようだと、1日だけ土曜出勤となるようです。この辺も電材屋ではよくあるパターンですね。
これから日本電商への就職活動・転職活動を考えている人にとって一番気になるのは、もちろん給料もそうですが、実際の労働環境(残業時間や人間関係など)だと思います。
というわけで、次の項目で口コミを集めてみることにします。
口コミ(良いところ・長所)
まずは好評を集めてみましょう。この会社の長所を挙げていきます。
・職場の雰囲気は良く、上司も困ったときに助けてくれたり責任を取ってくれたりと、とても尊敬できる人物でした。同僚も、仕事の愚痴を言い合える関係性で良好でした。
・営業の自由度が高いです。仕事内容はほぼ御用聞きですが、マメに対応さえすれば、お客様からも感謝されるため、やりがいをかんじます。
・研修制度が、入社時から充実しているので、最初から現場に行かされるようなことはまずありません。また、最初の1年は、商品の知識をつけつために、倉庫で発送業務・勉強会を通じて勉強できるシステムとなっています。
・辞めてから思いましたが、この会社ほどいい会社は無かったように思えます。同業他社と比較すると、その差は歴然です。人と人とのコミュニケーションをすごく大事にする会社だと感じました。当たり前のことのようですが、最近はそのような当たり前のことを出来ていない会社が多いような気がして悲しい気持ちです。
対人関係が良好のようです。経営陣に対する愚痴も、特にこれといったものはありません。
規模としては中堅企業といった感じですが、研修制度も充実しているようです。
不満があるとすれば果たしてどのような点になるのでしょうか。次の項目で見てみましょう。
口コミ(ブラック度・悪評)
・会社に将来性を感じない。
・朝早くから夜遅くまで仕事に追われ、またノルマ等も厳しい環境です。
・転勤に関しては断ることができない。関西地方への地元就職を考えている人がいるのなら、やめておいたほうがいい。
正直言って、口コミが少ないです。
大手転職口コミサイトにも、2ちゃんねるにも、情報が少ないので、これといった不満を拾うことができませんでした。
が、基本情報と、電材屋の常識から想像できることは、まずは労働時間の長さ。確実に夜8時9時までは働いているはずです。
また、年間休日118日という点からも、休みが通常よりは少ない(たまに土曜出勤)であるということがわかっています。
ただ、一つ言えることとしては、もしも日本電商がブラック企業であれば、きっとネットの海には酷評の嵐が吹き荒れているはずです。
しかしながら、日本電商の悪口を書いているような口コミ・評判はほとんど見受けられず、むしろ「良い会社だと思う」という口コミがいくつか見られる、ということはつまり、「ホワイト企業」とまではいかなくとも、かなりの優良企業であることが伺えます。(あくまでも予想です。)
おわりに
今回は日本電商に関する情報・評判をまとめてみましたが、先述したように情報がとても少ないです。
些細なことでも構いませんので、何か日本電商に関する情報を知っている方がいらっしゃれば、コメント欄に書いていただけると助かります。