電材屋とは何か。どんな仕事をしているのか。

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電材屋(電材店)とは、電気設備資材をメーカーから仕入れて、工事屋さんへ販売する商社・問屋のことです。

業種としては、卸売業となります。

一般的には電材問屋なんて言われることも多いですが、少し規模が大きくなると専門商社と言われるようなところもあります。

問屋と商社の違いについては、問屋が物流機能(配達)を持っているのに対し、商社には物流がなく仕入れなどの商流に特化している、ということですね。

さて、今回は電材屋、とりわけ配達も行う「問屋」について、どのような仕事をしているのか、どのようなやりがい・辛さがあるのか、という点について話していきたいと思います。

※そもそも電気設備資材(電材)って何?という方は電材(電気設備資材)とは何か。という記事から読んでみてください。

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電材屋ってどんな仕事をしているの?

最初にも書きましたが、電材屋の仕事は基本的に、メーカーから物を仕入れて、施工業者(主に電気工事屋)や小売業者(主にホームセンター)に販売することです。

ですから、会社内の人事構成も、その流れをスムーズにさせるための構成となっています。

会社や地域によってその形態は様々ですが、たとえば私が昔務めていた電材屋は、大きく分けると業務営業の2職種に分かれていました。

あとは、倉庫(物流)の管理をするオジサンもいましたが、あれは数人で出来る仕事なので、除外させていただきます。

では、営業と業務にはそれぞれどのような仕事があるのか、箇条書きしていくことにしましょう。

業務

・電話応対

・発注受注入力

・経理

・伝票処理

・その他

営業

・工事店・小売業者への営業(商品提案・受注・納品・代金回収など)

・商品配達、返品回収

・見積り

・値段交渉

ざっくり言うとこんな感じです。

実際には営業マンも携帯電話を持ち歩くので、四六時中、工事業者さんから電話がかかってきます。

発注受注入力も、業務に任せることもありますが、自分で手配することも多いです。

会社の規模が大きければ、業務の区分がはっきりと分かれている傾向にあります。

たとえば、営業は営業でも、電気工事屋に特化した営業、ホームセンターに特化した営業、さらにはメーカー仕入れ担当(購買)といったふうに細かく役割が決められていたり、配達専用のドライバーがいる会社もあります。

ところが、全国展開されていないような中小企業の電材屋では、そういった役割の垣根が曖昧になり、なんでもかんでも営業マンがこなす、というパターンが多いです。

あれもこれもやっていたら、あっという間に夜10時、なんていうのはこの業界では割と普通だと思います。

電材屋営業マンの1日のスケジュール例

では次に電材屋営業マンの1日のスケジュール例を見てみましょう。

6:30 起床、朝食、準備

7:30 家を出る

8:00 出社

8:30 朝礼

9:00 配達

10:30 一旦帰社。事務処理など

12:30 昼休み

13:00 現場・工事店まわり(営業)

17:30 帰社

18:00 残業(見積もり等)

21:00 退社

21:30 帰宅

22:00 夜ごはん、お風呂、テレビなど

24:00 就寝

だいぶざっくりと書いてみました。

会社によって業務内容や順序が違ったりするとは思いますが、仕事内容としてはこんな感じです。

正直、電材業界において、このスケジュールはかなりラクな方だと思います。

酷いところだと夜12時とか深夜1時とかまで働いているようなブラック電材屋もたくさんあるからです。

正直やっていることはたいしたことではないのですが、とにかく時間を必要とする(見積とか)仕事が多く、結果的に夜遅くまで働く羽目になってしまうことがこの業界では非常に多いような気がします。

やりがいは?

電材屋でやりがいを感じられるかどうか、というのは、人によって様々です。

僕の場合は、お客様(工事屋)に喜んでもらえると、「ああ、良かったなー」ってなりますね。

あとは、「お前がいないと、買う気がしねぇ!」とか言われると、不覚にも結構嬉しくなります。

圧倒的なやりがい、というものはありませんが、ちょっとした喜びが原動力になるのは、電材屋に限らずサラリーマンあるあるだと思います。

あとは、金曜日の夜にグビグビとビールを飲むのも大きな喜びの一つだったりします。

とはいえ、土曜日も仕事がある電材屋の方が多いんですけどね・・・。

結局のところ、周りの人がどんな人たちかによってやりがいや楽しさも左右されると思います。

僕の場合は、担当しているお客さんが豪快で気さくな人たちばかりでした(うるさかったけど)。

会社の同僚や上司にも特に不満はなく、疲れるけど毎日が充実していたことも事実です。

ぶっちゃけ、きついでしょ?

所属する会社や地域によりますが、基本的にはキツイです。

でも、商社・問屋であれば、電材であろうとなんだろうと仕事は辛いと思います。

電材屋だけが卸売業界の中で際立ってキツイ仕事かというと、そんなことはありません。

食品の卸売業者も、衣類の卸売業者も、機械の卸売業者も、同じくらいキツイはずですから。

なので、電材屋がキツイというよりは、卸売業がキツイ、というのが正しい認識だと思います。

電材屋に就職しようと思っている人へ

ここまでの内容を読むと、電材屋に就職してみようかな~と思っている人は、迷ってしまうと思います。

仕事の内容はどこも上記のような感じですが、あとは選ぶ会社と、取り巻く環境に大きく影響されてしまいます。

結局は運次第、なんてことになりそうですが、もしも就職する気ならば事前の綿密なリサーチは必須です。

電材屋はブラック企業なところもありますが、実はホワイトカラーのところも意外とあるからです。

当サイトでは、今後全国の電材屋をリサーチして、その情報(働きがい・福利厚生・年間休日数・残業時間など)を包み隠さず公開していく予定です。

興味がある方は、他の記事も参照にしてみてくださいね。

電材屋がきつくて転職したい方へ

今働いている電材屋が「きつい」「合わない」と思ったら、すぐに転職を検討することをおすすめします。

転職先をまた同じ電材業界にするか、それとも全く別の業界にするかも、悩める点だと思います。

30代後半や40代であれば、その知識を生かして電材業界で働いたほうが良いでしょう。

ですが、まだ20代or30代前半で若い人であれば、他の業界に転職した方が良いと思います。

詳しくは、別記事を参考にしてみてください。転職について徹底的に考えてみましょう。

おわりに

今回は、「電材屋って何?どんな仕事しているの?」ということを、私自身の経験から書いてみました。

本当は細かく書くともっともっと文章量が多くなるのですが・・・。

当サイトでは、今後、電材屋に関する記事(企業の情報や転職情報など)をどんどん更新していくつもりです。

電気工事・電材屋・電材メーカーに関連する方、興味のある方はぜひ参考にしていただければ、と思います。

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