株式会社川本製作所は、愛知県名古屋市を本拠とするポンプメーカーです。
ポンプは圧力によって液体・期待を吸い上げたり送ったりするための機械ですので、水道設備・住宅設備・配管において非常に重要な役割を果たします。
日本には数多くのポンプメーカーがありますが、家庭用ポンプや空調衛生設備用ポンプに関しては川本製作所がトップシェアを誇っています。
会社名は川本製作所ですが、業界では広く川本ポンプというブランドが知れ渡っていますから、会社名が川本ポンプだと思い込んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
住宅設備・管材業界に興味のある方であれば、誰もが一度は聞いたことがあるはずです。
今回は、川本製作所に関する会社情報(年収や求人など)と、実際に働いている・働いていた人の口コミを集めて、まとめてみようと思います。
ぜひ企業研究・就職活動の参考にしてみてください。
基本情報(年収・主力製品など)
まずはホームページより、基本的な会社情報を転記させていただきます。
社名: 株式会社川本製作所
本社所在地:愛知県名古屋市中区大須四丁目11番39号
資本金:3億3,000万円
売上高:369億5,000万円(2016年8月時点)
従業員数:約780名
事業所:全都道府県 63カ所
年収例:新卒5年目 営業職 500万円、 45歳 営業所長 1,000万円
初任給:学部卒 205,000円
ボーナス:年2回(6月・12月) 年間6か月分前後
福利厚生:社保負担金:約6,000円/月、単身者食事手当:6,000円/月+食事手当:10,000円/月、単身者光熱費補助手当:12,000円/月、交通費:支給(1カ月上限30,000円迄)、家族手当:(配偶者手当・子供手当等)、東京特別手当・寒冷地手当、独身寮(賃貸)完備(使用料4,500円/月・光熱費補助12,000円/月)、借上社宅(既婚者)(自己負担約15,000円/月)、転勤諸費用会社負担、慰安旅行補助金(20,000円上限)、財形貯蓄制度、各種社会保険(健康・厚生・雇用・労災) 他
年間休日数: 121日
基本的な情報は以上となります。
さすがは天下の川本ポンプと言いましょうか、給料と福利厚生が素晴らしいですね。
福利厚生の手厚さと年収の高さは管材メーカーとしては間違いなくトップレベルです。
賞与も、その年の業績に左右されますが、多くの場合年間6か月分ほど支給されるようですので、必然的に年収も高くなります。
冒頭でも少し触れましたが、川本製作所の主力製品は、「川本ポンプ」というブランドからもわかるようにポンプとなります。
給水用ポンプ、排水用ポンプ、空調用ポンプ、家庭用ポンプ、消雪用ポンプ、消火用ポンプなど、ありとあらゆるポンプを取り扱っています。
ポンプは送水において重要な役割を果たします。川本製作所は、その重要なポンプ業界の中核となるメーカーと言えます。
川本製作所の評判
次に、口コミ・転職サイトより川本製作所の好評・悪評をいくつかピックアップし、引用していきます。
【良いところ】
・給料が同業他社に比べてかなり良いと思います。特に年2回のボーナスは、新入社員の段階でも50万円以上はもらえました。所長クラスになると、年収は1000万円台の大台になります。また、家賃等の補助も大きいため、経済的にとても助かります。
・100年間にわたって、水を送り出すポンプという商品に特化した形で製品開発・生産・塩梅をしてきた、歴史と実績のある企業です。そのためお客様の中にはファンも多く、必要とされていると感じる場面が多くあるため、モチベーションにつながります。
・近年は女性正社員も積極的に採用する傾向にあります。産休・育休なども積極的に取れるような環境づくりに取り組んでいるような印象があります。まだまだ大企業・優良企業に比べると女性の立場は低い印象が拭えませんが、少しずつ改善していっています。
【悪いところ】
・営業の場合、残業はほぼサービス残業となります。また休日にも製品の故障等で顧客から携帯に電話がかかってくるため、プライベートと仕事の切り替えが非常に難しいです。
・北海道から沖縄まですべての都道府県に営業所があるのにもかかわらず、転勤先の希望が全くといっていいほど聞いてもらえない。にも関わらず帰省費も一切出ない。残業が自己申請で、営業所の所長のやり方によって残業代を申請しやすかったりしづらかったりと、社内で統一されていない。
・良くも悪くも昭和のにおいがする会社。長年働くには良い会社だと思うが、大企業と比べると意識が低く、事業所によってはパワハラやセクハラ的な発言もいくつか見られます。
川本製作所の採用情報
最後に川本製作所の求人についてですが、新卒の場合はマイナビでの募集となります。
リクナビではありませんのでご注意を。
また、転職(中途採用)に関しては、川本製作所ホームページの「キャリア採用」というページのエントリーシートより応募していく形式となりますので、気になる方はチェックしてみてください。
おわりに
今回は川本製作所に関する会社情報をまとめてみました。
川本製作所について他の情報を持っている方いらっしゃいましたら、コメントをいただけると助かります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。