株式会社オンダ製作所は、給水・給湯・石油・ガス・エアー・地中熱・太陽光等、エネルギー分野全般の配管資材の総合メーカーです。
1963年に恩田由紀氏によって設立されたオンダ製作所は、岐阜県の関市に本社を置いています。
管材メーカーとしてはそれほど規模の大きい会社ではありませんが、じわじわとシェアを獲得し、今や配管継手でトップクラスのシェアを誇るレベルにまで達しました。
今回は、そんなオンダ製作所に関する会社情報(年収や求人など)と、実際に働いている・働いていた人の口コミを集めて、まとめてみようと思います。
ぜひ企業研究や就職活動の参考にしてみてください。
基本情報(年収・主力製品など)
まずはホームページより、基本的な会社情報を転記させていただきます。
社名: 株式会社オンダ製作所
本社所在地:岐阜県関市広見851番地の3
資本金:9000万円
売上高:162億円
従業員数:約500名
事業所:札幌、盛岡、仙台、宇都宮、さいたま、千葉、東京、立川、横浜、新潟、富山、静岡、関、大阪、岡山、広島、高松、福岡、鹿児島
年収例:30代前半 営業職 500万円
初任給:大卒 23万1400円(営業職)
ボーナス:年2回(7月・12月) 2015年実績4.4ヶ月/年
福利厚生:各種クラブ活動(野球、スキー、ゴルフ、マリンスポーツ) 、社員旅行(5年に1回程度、海外旅行)、退職金制度
年間休日数:113日
基本的な情報は以上となります。
岐阜県発の中小企業ではありますが、社員数は500名を超えており、事業所も北海道から鹿児島まで幅広く展開しています。
年間休日に関しては暦よりやや少ないので、まれに土日・祝日出勤があるのかもしれません。
ボーナスは、年に2回で、1回あたり2か月分強が支給されるということで、中小企業としては充分な水準ですね。
さて、オンダ製作所の主力製品は、配管継手です。
他にもパイプやバルブなど豊富な水道関連用品を製造・販売していますが、水道設備業界においてオンダ=継手メーカーという認識で一致しているとみて間違いないと思います。
参考記事:配管における継手の種類とメーカーまとめ
オンダ製作所の評判
次に、口コミ・転職サイトよりオンダの好評・悪評をいくつかピックアップし、引用していきます。
【良いところ】
・営業の質がとても高いです。中途入社でも先輩から商品の知識や営業方法などを教えてもらえます。また、社外の講師を招いて研修も定期的に行われるため、スキルアップが図れます。売上が伸びている要因は、商品の良さだけではなく、各営業がお客様と親密になり売り込んでいることが大きいです。総合的に判断して、非常に良い会社だと思います。
・部下に信頼を置き、仕事のやり方に必要以上に口出しせず、何かあれば自分が責任を取るというスタンスの信頼できる上司がおり、安心して仕事が出来ていたと思います。営業・工場・管理部と人が多くて部署が違っても、仕事の連携など、助け合い、仲良く上手くやっていたほうだと思います。
・とにかく資格取得に力を入れている。半年に一つは資格を取得するように目標を立てて、社内講習を行っている。
【悪いところ】
・営業には残業代が出ません。手当が2万円支給されますが、そこに超勤手当は含まれていません。毎日のように残業していますが、その分が給料に反映されない点が不満です。また、お客様の都合上土日出勤もありますが、休日出勤の手当もありません。
・生産ラインが少ないため製造が間に合わず、残業になる。しかし残業時間が多いとサービス残業となる。やりがいがなく、モチベーションの維持が難しい(製造業)
全国的に事業所が展開されていますが、決して規模が大きい会社ではない(中小企業)ので、口コミも少なく、充分な情報を得ることができませんでしたが、印象としては総じて概ね満足しているという人が多かったです。
大企業のような福利厚生が得られないのは仕方のないことですし、給料に関しては中小企業にしてはかなり良いほうなのではないでしょうか。
また、休日数が暦よりも少ないというデータがありますが、その分有給休暇は取得しやすい環境にあるようです。
オンダ製作所の採用情報
最後にオンダの求人に関する情報を載せていきます。
新卒の高校生・短大生・大学生・大学院生に関しては、毎年春頃からリクナビで新卒一括採用の募集をしているので、そこから応募してみてください。
転職(中途採用)を目指す方は、同じくリクルート系のリクナビNEXTで頻繁に募集しているようですので、登録しておくと良いでしょう。
おわりに
今回はオンダ製作所に関する会社情報をまとめてみました。
何かオンダ製作所について他の情報を持っている方いらっしゃいましたら、コメントをいただけると助かります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。