タキロンシーアイ株式会社は、大阪・梅田を拠点とする合成樹脂製品のメーカーです。
もともとは、タキロン株式会社という名称でしたが、2017年にシーアイ化成株式会社を吸収合併し、現在の社名となっています。
タキロンといえば水道管や配管継手といった管工機材が有名ですが、他にも住設資材や床材など多くのプラスチック製品を取り扱っています。
この記事では、タキロンに関する会社情報(年収や求人など)と、実際に働いている・働いていた人の口コミを集めて、まとめてみようと思います。
ぜひ企業研究や就職活動の参考にしてみてください。
基本情報(年収・主力製品など)
まずはホームページより、基本的な会社情報を転記させていただきます。
社名: タキロンシーアイ株式会社
本社所在地:大阪市北区梅田3-1-3(ノースゲートビルディング)
資本金:151億8,900万円
従業員数:単体約1,200名
事業所:大阪、東京、北海道、仙台、東京、愛知、大阪、広島、高知、福岡、滋賀、兵庫、茨城、栃木、岡山、神奈川、熊本
平均年収:698万円
初任給:大卒20万5,000円
ボーナス:年2回(6月、12月) 年間4か月分前後
福利厚生:住宅手当、家族手当、通勤費全額支給、その他諸手当、住宅融資制度、企業年金基金制度、財形貯蓄制度、寮・社宅、余暇利用施設、自己啓発通信教育補助、「タキ友会」
年間休日数:120日
基本的な情報は以上となります。
会社が公開している公式情報から判断すると、福利厚生と研修制度が非常に充実していることが伺えます。
福利厚生に関しては寮や社宅があることに加え、タキ友会と呼ばれるサークル活動(テニス・野球・サッカー・写真・陶芸・読書会など)もあります。
さらに、研修については、入社1年目はもちろん、2年目研修や中堅社員研修、管理職研修、さらには海外語学研修制度・資格取得奨励制度と大変充実しています。
タキロンの主要製品は、冒頭でも少し触れましたがプラスチック製品ですね。
当サイトで解説している部材でいうと、排水枡や雨水ます、塩ビのマンホールが該当します。
他にも採光建材、住設建材、床材、防災関連製品、樹脂板などプラスチックを中心に様々な製品を取り扱っています。
タキロンシーアイの評判
次に、口コミ・転職サイトよりタキロンの好評・悪評をいくつかピックアップし、引用していきます。
※旧タキロンの評判が数多く含まれています。ご了承ください。
【良いところ】
・旧タキロンは主力事業の景気の波が分散していたことから、業績が安定しており、実質無借金経営だった。
・組合が強く36協定違反に厳しいです。しっかりと残業代もつきますので、合わせればそこそこの年収になります。福利厚生もしっかりとしているので、安定を望む方には良いかもしれません。
・会社が有給休暇取得率の目標を掲げており、簡単に取得することができる。休暇を取得するにあたって、上司から嫌味を言われたり嫌な顔をされることはなく、逆に1か月に1回の取得をしていないと上司から呼び出されて指導が入る。有給休暇取得を徹底しているだけあって、ワークライフバランスは他社と比較しても優れている方だと思う。
【悪いところ】
・基本的に優秀な管理職はいないので、業務上必要なジャッジが無く、仕事が先に進まない。また問題があって報告や相談をしても全く何も返ってこないので、管理職以外は放置された問題のために右往左往することになる。
・土壇場になっても大事なことが決まらない典型的な日本企業。社員がなあなあで仕事を進めるので、常に回避可能なトラブルに巻き込まれる。ただし、成果は求められないので、仕事でプレッシャーを感じることもない。
・女性がやりがいをもって働くことができる会社だとは思いません。理由は、女性の離職率が非常に高いからです。また、女性管理職の割合が低いのも悪い点です。
タキロンシーアイの採用情報
最後に、タキロンシーアイの採用情報・求人情報について書いていきましょう。
新卒の入社を目指す方は、他の企業と同じようにリクナビ・マイナビに登録して、一括採用の際に応募をしてください。
転職(中途採用)を目指す方は、リクルートエージェントという転職サイトで稀に募集をしていることがあるようですので、登録しておくと良いかもしれません。
仮に募集していなくても、非公開求人という形で募集しているケースもあるようですので、要チェックです。
おわりに
今回はタキロンシーアイに関する会社情報をまとめてみました。
何かタキロンについて他の情報を持っている方いらっしゃいましたら、コメントをいただけると助かります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。