日動電工株式会社は、大阪に本社を置く電材メーカーです。
主にB材(電線管やボックスなど)を取り扱っており、会社そのものの知名度は高くありませんが、電材業界・電気工事業界においては有名な会社です。
今回は、この日動電工に関する会社情報(年収や求人など)と、実際に働いている・働いていた人の口コミを集めて、まとめてみようと思います。
ぜひ企業研究や就職活動の参考にしてみてください。
基本情報(年収・主力製品など)
まずはホームページより、基本的な会社情報を転記させていただきます。
社名:日動電工株式会社
本社所在地:大阪市北区天満1丁目25番17号
資本金:1億9,050万円
売上高:76億円
従業員数:約120名
事業所:大阪、東京、愛知、福岡、北海道、宮城、埼玉、広島など
年収例: 20代後半 営業職 400万円
初任給:営業 大卒22万8000円、 開発 大卒19万9000円
ボーナス:年2回
福利厚生:社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、資格取得奨励金、通信教育講座奨励金、退職金制度、従業員持株会制度
年間休日数:120日
基本的な情報は以上となります。
事業所は全国各地にありますが、決してメーカーとして規模の大きい会社というわけではありません。
東証一部上場企業である電子部品商社「黒田電気」の子会社ということもあり、会社としてはコンパクトな印象ですね。
とはいえ、電材業界においてその影響力は充分に大きいです。
特に本社のある大阪や、近郊の名古屋など、営業拠点のある地域では非常にシェア率が高いようです。
主力製品としては、未来工業と同じように、樹脂製のボックスやダクト、電線管、ケーブルハンガーなどB材が大半です。
カワグチのナイスハットやネグロス電工のパイラックなどのような看板商品はありませんが、都市部を中心にじわじわとシェアを拡大していっている企業です。
日動電工の評判
次に、口コミ・転職サイトより日動電工の好評・悪評をいくつかピックアップし、引用していきます。
【良いところ】
・競合他社が多くはないので、そう簡単に潰れることは、ほとんどないと思います。なので将来性としては充分にあると思いますが成長性はあまり無いかもしれません。
・担当顧客だけではなく、エンドユーザー(工事屋)にも直接営業に行くので、顧客の声が届きやすく、自社製品の魅力や改善点などがわかりやすい。
・自宅から会社までが片道2時間以上の距離の方は、賃貸を借りれば住宅手当が27歳未満で3万2000円ほど支給されます。転勤時には家賃の80%は会社負担だったかと思います。
【悪いところ】
・会社として人を育てる意識がなく、非常に前向きな方か電材業界に慣れた方じゃないと、続けていくのには精神的に辛い部分が多々あります。親会社からの影響もあるのかもしれないが、会社として削る経費と必要経費の認識が私とはズレていました。
・休日出勤が多い割に、それに値する手当が少ない気がします。振り替え休日の制度はありますが、平日の業務内容も多いので、休暇が取れないことがほとんどです。残業も多く、普段の仕事量と給料が比例していないと感じます。成果を上げても給与に反映されないことが多いです。
・親会社があるため、厳しくチェックされるので経費の削減に細かく個人的には必要経費だと思うようなことでも経費削減で削られ、しわ寄せは下っ端の社員にばかり来るのでそこにかなり不満を感じています。
・製品にオリジナリティが感じられない(他社の真似ばかりしている)ので、どうしても値段勝負になってしまう。製品開発力が他社より劣っているのが難点です。
日動電工の採用情報
日動電工の採用は、新卒の場合はリクナビで毎年少人数(1~5人程度)の募集をしているようです。
中途採用(転職者)に関しては、常に募集しているわけではありませんが、欠員が出るとよくリクナビNEXTで募集していますから、入社を目指す方はリクナビNEXTに登録して「お知らせメールを受け取る」設定にすると良いでしょう。
おわりに
今回は日動電工に関する会社情報をまとめてみました。
何か日動電工について他の情報を持っている方いらっしゃいましたら、コメントをいただけると助かります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。